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「渋谷センター街パトロール隊」による
渋谷センター街周辺での防犯パトロール

 日本有数の繁華街である渋谷センター街。そこでパトロールを行っているのが「渋谷センター街パトロール隊」の皆さんです。活動のはじまりは、今から16年前の平成14年。2002日韓共催W杯の際に、フーリガン対策として商店街と行政が一体となって違法看板の撤去を行ったことから活動がスタートしました。
 翌年には「渋谷センター街パトロール隊」を結成し、渋谷センター商店街振興組合の理事20人が中心となって、渋谷センター街全エリアのパトロールを行っています。
 平成30年7月18日、夜のパトロールに同行し、16年間にわたる活動の中での変化や、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会に向けた心構えを伺いました。

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渋谷センター街パトロール隊のみなさん

 午後7時、制服、制帽を身に着けた渋谷センター街パトロール隊メンバーが、渋谷センター街入口に続々と集まってきます。小野大隊長からの挨拶のあと、早速パトロールに出発します。
 この日は渋谷区や渋谷署も合わせて、総勢約35名での活動です。まさに、地域、警察、行政が一体となった防犯活動です。お揃いの黒色キャップ、白色ワイシャツに「組織犯罪根絶」と書かれた腕章をつけて行うパトロールは、多くの人が行き交う渋谷センター街の中でもかなり目立ちます。パトロールを開始するとすぐに、無許可でインタビュー撮影をしているグループを発見、即座に同道している警察官とともに中止を促します。また、渋谷センター街では、自転車の走行を禁止しているため、見つけたら即座に自転車から降りるよう指導しています。路上に看板を出している店舗には、即座に片づけるよう指導します。パトロール隊のメンバーは躊躇することなく次から次へと声をかけていきます。

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 活動中はパトロールだけでなく、ごみ袋を片手に、路上の落ちているゴミも拾います。「空き缶やペットボトルのごみが多いです。外国人にとっては、自動販売機がめずらしいようで、自動販売機で飲み物を買い、空き缶等を路上に捨ててしまうんですよね。」とパトロール隊のメンバーは語ります。
 渋谷センター街パトロール隊では二人一組での昼間の活動や、午後5時30分からのパトロール、そして午後7時からのパトロールと、多彩な活動を毎月5~6回(夏場は7~10回)行っています。あえて曜日を決めずに実施することで、パトロールの効果を上げているそうです。商店街の理事を中心に、さらに百貨店等の大規模店舗からも積極的にメンバーが参加し、街全体で「街を守るのは自分達しかいない」という強い意志を持って、雨や雪の日も活動しています。
 かつてはチーマーや、違法テレホンカードの販売、露天商等が横行し、誰が見ても危険なイメージが強かった渋谷センター街ですが、パトロール隊の活動の効果もあり、確実に治安は良くなってきています。 渋谷センター街パトロール隊の先進的な活動とその成果は、多くの商店街の模範となっており、六本木、上野、新宿をはじめ、全国から視察や講演の依頼が多く寄せられており、また、他の街と相互交流、意見交換を行っています。

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多くの外国人観光客が集まる渋谷センター街

 鈴木隊長は、「2020年東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて、これまでよりさらに多くの外国人が集まることが予想されます。そして、最も注意しているのはテロへの対策です。日常的に街の様子を知っているパトロール隊だからこそ、いつもと違う何かにはすぐに気付くことができ、テロ防止にも貢献できます。
 普通の人が普通に楽しめる街であるために、これからも活動を続けていきます。」との力強い言葉で、約1時間のパトロールを終えました。

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渋谷警察署中澤生活安全課長

 「かつて、渋谷センター街は、不良外国人、チーマー、カラーギャングが集まる危険な街でした。しかし、渋谷センター街パトロール隊の皆様の活動により街が一掃されました。「自分の街は自分で守る」という熱い情熱には本当に頭が下がります。街がきれいになり、観光客が増えたことにより、渋谷は、世界的に注目される街になりました。外国人から「The Crossing(ザ・クロッシング)」と呼ばれるスクランブル交差点は、多くの外国人が写真を撮りSNS等で世界中に発信されています。情報の発信力、拡散力が強い渋谷だからこそ、世界中に渋谷のすばらしさをアピールするチャンスだと思っています。今後もパトロール隊、行政、警察が一体となって誰もが楽しめる街づくりを推進し、世界一の安全安心をお届けしたいと思います。」