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向島署地域ボランティア隊

取組主体の概要 地域有志によるボランティア隊
地域 東京都墨田区

   平成30年11月28日、東武スカイツリーラインの鐘ヶ淵駅前広場で、地域の安心安全を支える地域ボランティア隊「クリーン21」による、特殊詐欺根絶キャンペーンが実施されました。

 「クリーン21」は、平成7年に発生した阪神淡路大震災やオウム真理教による一連の事件を受け、地域の治安向上を目的に現在会長である桂嶋長成さんが呼びかけ、同年6月に15名の隊員で発足しました。「クリーン21」という名前は、「21世紀に入り安心して住める街づくりを目指そう。」という願いを込めて付けられました。
「クリーン21」と向島警察署の皆さん。
「クリーン21」と向島警察署の皆さん。



 発足当時の墨田区は有害チラシや違法看板等が多い時で、公衆電話ボックスには無数の風俗チラシが貼られていたそうです。そのため桂嶋会長は犯罪の発生しにくい街づくりを目指し、「クリーン21」のメンバーと共に風俗チラシや河川敷の危険物撤去に取り組みました。以来、違法看板やっ有害チラシの撤去、荒川河川敷の清掃、各種防犯キャンペーンなどの活動を定期的に行なっています。会員は現在19名。皆さんとても仲が良く、楽しく活動が続けられているので辞める人がいないのが自慢です。
保護司を28年間続け、青少年の健全育成活動にも携わる「クリーン21」会長の桂嶋長成さん。
保護司を28年間続け、青少年の健全育成活動にも携わる「クリーン21」会長の桂嶋長成さん。
 この日の特殊詐欺根絶キャンペーンには、メンバー8名が参加。「クリーン21」のマークが入ったお揃いの帽子とグリーンのウィンドブレーカーを着用しています。「この格好をして活動したほうが、声を掛けられた子供達も安心するんです。子供達は知らない大人から声を掛けられたら逃げるように教えられていますからね。」と桂嶋会長は笑顔で話します。集合時間が近づくとメンバーが集まってきます。集合場所で、笑顔で話をしているメンバーの姿を見ると、仲の良いメンバーだと感じさせられます。
 2カ月に一度の年金支給日には、銀行前での振り込め詐欺防止の注意喚起を行うそうですが、この日は駅前で注意喚起を呼びかけました。メンバーの皆さんは配布する注意喚起チラシやティッシュペーパーを入れたカゴを手に、笑顔で道行く人に声をかけ、チラシと一緒にキーホルダーにもなるLEDミニライト、マスク、ティッシュペーパー、ボールペンを配布しました。
 配布された方に「オレオレ詐欺の電話がかかってきたことがありますか?」と尋ねると「ありますよ。でも、「クリーン21」の方に教えられた通り、留守番電話にしているから大丈夫。」という答えが返ってきました。桂嶋会長たちの地道な活動が、特殊詐欺被害を未然に防いでいます。
お揃いの帽子とウィンドブレーカーを着用した「クリーン21」の皆さん。このスタイルで街角に立つことで防犯効果があります。
お揃いの帽子とウィンドブレーカーを着用した「クリーン21」の皆さん。
このスタイルで街角に立つことで防犯効果があります。
   特殊詐欺根絶キャンペーンと合わせ、自転車のカゴに入れた荷物のひったくりを防止するひったくり防止カバー「くるみちゃん」の配布も行われました。向島警察署生活安全課長に伺うと「以前はひったくりが重点課題でしたが、今はだいぶ少なくなりました。」と話します。今は「オレオレ詐欺」に代表される特殊詐欺が重点課題。「特殊詐欺被害防止のために「クリーン21」のような地元の人たちが地元のために活動していただけるのはとてもありがたいです。道行く人には顔見知りも多く、話を真剣に聞いてくれるので効果絶大です。」と同課長は話します。
 自転車のカゴに被せて使用する「くるみちゃん」は、「ひったくりの被害を防ぐだけでなく、荷物が雨に濡れるのも防いでくれます。」と、配布された方も笑顔で答えてくれました。
向島警察署藤井生活安全課長も参加し、特殊詐欺被害根絶を呼びかけました。
向島警察署藤井生活安全課長も参加し、特殊詐欺被害根絶を呼びかけました。
この日配布されていたのは、キーホルダーにもなるLEDミニライト、マスク、ティッシュペーパー、ボールペン。
この日配布されていたのは、キーホルダーにもなるLEDミニライト、
マスク、ティッシュペーパー、ボールペン。
「実用的なものばかりだから嬉しいですね」と配布された方も笑顔です。
「実用的なものばかりだから嬉しいですね」と配布された方も笑顔です。
ひったくり防止カバー「くるみちゃん」をカゴに取り付ける桂嶋会長。かつては毎日のように発生していたひったくり被害は、地道な防犯活動と「くるみちゃん」で激減しました。
ひったくり防止カバー「くるみちゃん」をカゴに取り付ける桂嶋会長。かつては毎日のように発生していたひったくり被害は、地道な防犯活動と「くるみちゃん」で激減しました。
下校時間になると帰宅する小学生の見守り活動も。
下校時間になると帰宅する小学生の見守り活動も。
   東京スカイツリーがそびえ、東京の新たな文化拠点となった墨田区は、古い木造住宅も多く下町風情が色濃く残る街です。時代も変わって人口が増え、犯罪も増えた時がありましたが、「クリーン21」の皆さんのような地域の人々の努力によって、今では街も落ち着きを取り戻しました。「これからは私たちの活動を、どうやって若い世代にバトンタッチするかです。」と桂嶋会長は話します。「人情に溢れた下町ならではの良さをいつまでも残したい。」そんな思いで皆さん真剣に取り組んでいます。
 「クリーン21」の皆さんの呼びかけに、自転車を降りて耳を傾けてくださる方も多く、こうした地道な活動によって一歩一歩、街が良くなっていくことを実感することができました。
  解散後、入院しているメンバーのお見舞いに行くとのこと。桂嶋会長の温かい人柄が活動を継続している大きな要因になっていると感じた防犯活動でした。

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