自主的な防犯活動を支援するポータルサイト。最新の防犯情報を提供します。身近な仲間を誘いあって、できることから始めてみよう。

メニューを飛ばして本文へ進む

ホームへ戻る

防犯情報マップ

防犯トピックス

防犯ボランティア活動

都内区市町村の取組

安全安心まちづくり条例

防犯設備の整備促進

子供の安全対策

ボランティアリーダーの育成

地域安全マップ

企業連携

警視庁の取組

FAQ・このサイトの使い方

お知らせ・イベント

防犯団体登録・メール登録・各種資料

お問い合わせ

オープンデータ

基本情報のアイコン画像

第3回東京都安全・安心まちづくりアカデミー修了生活動紹介

第3回は、平成16年前期に第1期生として受講し、大田区池上で防犯パトロール隊の代表を務める、吉﨑道子さんにお話をうかがいました。

いろいろな活動をしているようですが、その秘訣は?

写真1

この町に防犯団体を作りたい!

パトロール隊を始めたきっかけは?

池上の町のパトロールを思い立ったのは5年前の平成15年です。きっかけは、この地域の空き巣やひったくり発生率が都内ワーストに数えられると知ったこと。池上は、本門寺が自慢の古くからの商店街や町会が元気なふれあいの町なので、生まれ育った町をなんとかしたくて、「防犯団体を作りたいんです!」と池上警察署の生活安全課に相談しました。そして警察の指導と協力を得ながら、友人の宮崎昇さんと伊地知弘登さんにも代表になっていただき、「PSI池上自主防犯パトロール隊」を設立。週3回、昼夜のパトロールをスタートしました。当初から地元警察とタッグを組んでいたから、防犯活動のリーダーを養成する「東京都安全・安心まちづくりアカデミー」も積極的に受講したのです。

どのように警察と連携していますか?

最初の頃は、揃いのジャンパーでパトロールしても商店街の方々はけげんそうな顔でした。でも、明るくあいさつし、何度でも趣旨を語り、地元警察の協力もあることを話すと、「ご苦労様」「頑張ってね」と共感してもらえるようになりました。池上警察署とは、何か起きた時の緊急連絡はもちろん、定期的に打ち合わせや情報交換の会議を行って信頼関係を築いています。情報提供によって、「今日は昨日犯罪が起きた○○地区をパトロールしよう」などとコースも臨機応変に対応しているのがPSIの特徴。警察との連携はPSIの大きな力です。おかげさまで、平成19年の警視総監からの感謝状をはじめ、全国防犯大賞や社会安全貢献賞などもいただいています。

「池上安心安全まちづくり展」など多彩な活動でアピール!

地域への貢献が認められる活動の秘訣は?

毎年5月、池上警察署と池上防犯協会の協力を得て「池上安心安全まちづくり展」を開催しています。今年は5回目となりました。防犯に関する展示や、PSIが地域の小学校、中学校、高等学校の児童・生徒に募集した防犯標語、防犯作文、防犯ポスターの優秀作品の表彰式、各校の吹奏楽部の演奏や和太鼓パフォーマンス、スタンプラリーなど、防犯の輪を大いに広げました。同時に池上警察署前では池上防犯協会の青パト発進式が行われ、PSIも一緒に池上駅までパレードしました。

写真2写真4写真3

地元の小・中学校での防犯教室、池上本門寺や徳持神社のお祭りでの防犯や非行防止のキャンペーンもすっかり定着しました。ボランティア資金の捻出は本門寺の春まつり。焼きそばの模擬店を出しています。愛犬家の方に防犯の目で散歩してもらう「PSIわんわんお散歩パトロール」も平成16年からスタート。地域と密着した行事ではほかにも、餅つき大会や本門寺の年越しカウントダウンなど、防犯啓蒙の役割を持たせながらも楽しい時間となるよう企画しています。

写真5写真6写真7

ジュニア部門があるのも特徴だとか?

「PSIジュニアパトロール隊」は平成18年に発足しました。子供たちが巻き込まれる事件や非行のトラブルを減らすには、子供たち自身が防犯の意識を持つこともとても大事です。現在小・中・高校生で約20名。パトロールをすることで自主性や責任感が育ち、組織の中で自分の仕事を見つけられるようになる姿を見るのは大人としてとてもうれしいことです。安全な町づくりや人とのふれあいの大切さを認識したジュニアメンバーが、やがては池上の防犯リーダーとなってくれれば素晴らしいと期待しています。

写真8

防犯ボランティアの先駆けとしても頑張っていきたい

各地での講演ではどんなお話をしているのですか?

「東京都安全・安心まちづくりアカデミー」の第一期生でもあり、防犯ボランティアの先駆け的な組織の代表として、各地の防犯団体やボランティアの研修会などに招かれることがあります。そこでは、地道に続けることの大切さと、子供たちに「守られている」と実感させることが、子供たち自身の防犯意識にもつながるのだといった点を特に強調しています。リーダーが率先して身体を動かすことも訴えます。口だけのリーダーではボランティアのメンバーを引っ張るのは難しい。PSIでも、私自身が張り切って、楽しんでいる姿勢がみんなに伝わっているのだと信じています。

これからのPSIの抱負を聞かせてください

今ではパトロール隊員数は80名となりました。毎回参加する人ばかりではありませんが、たとえ2週間に1度の参加やイベントのみの参加でも、自分のペースでいいと思っています。大切なのは、町を思う心と防犯意識を持ち続けること。PSIのモットーは「気張らず、急がず、いつまでも地道に」です。課題は、後継者を育てることと、私たち自身がもっとレベルアップしていくこと。地域との連帯はメインテーマですから、人脈作りも大事にしたい。独りよがりな組織にはしたくないんです。リーダーとしては、メンバー一人ひとりが持っている良さをいかに発揮してもらうか、心に留めていきたいです。「ふるさとを愛し、日本を愛し、他人を思いやり、いたわりあい、みんなが心を一つにして安全で安心した街を作る」という理念を、これからも池上の町で実践していきます。